常識の範囲を超えて、リサイクルします。
廃棄物の中間処理施設は、文字通りリサイクルの真ん中にあります。
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株式会社ギプロ・管理グループ主任 冨岡俊之さん

リサイクル・ピアでは、業界探訪と題して、定期的にインタビュー記事を掲載していくことにしました。当社と取引関係にあるお客様や最終処分先企業をはじめ、色々な形で当社と関わりのある個人の方々をサイト上で幅広く紹介させていただくことを通じて、社会的な関心が高い一方で一般の方にはなかなか理解しづらい、「建築系廃棄物の中間処理」という当社の業務や、活動の社会的広がりを広く知っていただければ、と思っています。第一回目の今回は、石膏ボードリサイクルのトップランナー、株式会社ギプロの管理グループ主任・冨岡俊之さんにお話を伺いました。

※工場の写真はクリックするとページ内で拡大表示します。

ギプロというのはどういう会社なのですか?

主に建物の内装材として使われる石膏ボードのリサイクルをしている会社です。石膏ボードというのは石膏と、石膏をはさんでいる紙で出来ているのですが、この工場では受け入れた廃石膏ボードを石膏成分と紙に分けてあげて、もう一度石膏ボードや紙の原料としてマテリアルリサイクルしています。石膏ボードのリサイクルをしている会社自体まだ多くないのですが、その中でも最先端・最大規模の工場なんですよ。リサイクル・ピアさんとは、リサイクル・ピアで分別・中間処理された石膏ボードをこちらにお持ちいただく、という関係にあります。

秘密基地みたいな銀色の塔が目立ちますが?

中には石膏の粉をストックしています。 この塔は保管サイロというもので、搬出時には、ジェットパック車という専用車に石膏粉を直接この塔から積載して出荷しています。

冨岡さんの仕事を教えて下さい。

ギプロに勤めてすぐの頃は工場に入り、機械の操作をしたりしていました。とは言っても、基本的に機械は自動運転ですので、処理する量を調整したり、操作盤の電流値をチェックしたりする程度ですが...。今は事務仕事がメインになり、管理グループというセクションで、経理や総務の仕事に携わっています。時には、お客様の搬入車輌の受け付けもしています。

仕事は面白いですか?失敗したことは?

面白いですね。もともと技術系でもなく、ネジとかもあまり回したことがなかった人間が、全然、見たことも聞いたこともないような機械を動かすわけですし。色々詳しい方に聞いたりしながらやっていくうちに、少しずつ面白さみたいなものを感じるようになりました。以前は自動運転ではなく、手動運転する時に、順番を間違えてしまったことがあります。

最近リサイクル事業への一般方々の理解が進んできました。やりがいも感じているのでは?

あまりそうことを意識したこともなかったので、初めて聞かれて身構えてしまいました(笑)。はい、使命感に燃えております(笑)。

仕事のストレスはどうやって発散していますか?

ストレスは溜めてしまう方で、肩もよく凝ります。スポーツなどはなかなか時間がなくてできないので、テレビでスポーツ観戦をしたりしています。後は、上司や同僚とよく話をするのでストレス解消になります。特に、何でも受け止めてくれる上司に感謝しています。人間関係がほんとによくて、アットホームな会社なんです。そこが自分でも一番気に入っています。

今までで感動したことや、嬉しかったことは?

最近はあまり感動していないかも知れない(笑)。仕事で言うと、つまらないかもしれませんが、経理もしているので売上が伸びると嬉しいです。処理の量は解体・新築工事の量とリンクする面があるので、結構浮き沈みがあるんですよ。プライベートでは、就職浪人をしている時に行政書士の資格を取ったのですが、合格した時はやはり嬉しかったですね。

ホームページを見ている、業界以外の一般の方に何かメッセージはありますか?

もともと自分もリサイクルや資源問題に特に関心があったわけではないですし、普段は仕事として石膏ボードのリサイクルに接しているだけなので、あまり普段の生活とはすぐ結びつかないですね。でも、ギプロに納入される廃石膏ボードでも、搬入された廃石膏ボードの性状などに応じて設備の調整はしているのですが、異物が多かったり、性状が不安定だった場合、キレイに石膏と紙とが分れないことがあります。あらかじめきっちり分けてくれれば仕事はやりやすい。これは家庭ゴミの分別など身近な生活にも通じることではないかと思います。

会社のPRをお願いします。

うちの石膏は質がよいので、主に吉野石膏さんでもう一度石膏ボードの原料になります。廃棄されて硫化水素を生み出す原因になることもないですし、ほんとうに原料として循環されるんですよ。他の工場では焼いたりしているところもあると聞きますが、うちは機械的に処理します。紙と石膏を離すのは結構難しいんです。この工場も稼働当初は紙に石膏が残ったりしていたのですが、最近はノウハウが蓄積され、技術的な精度が上がってきて、石膏は石膏、紙は紙の原料として使えるようになりました。石膏ボードを使った建造物が解体されてくるのはこれから本格的に始まるそうです。今後、競争相手が出てきても、処理する能力や質を更に向上していって、ライバルに負けないようにしていきたいと思います。

では最後に個人的な抱負は?

経理的な仕事もはじめたので、関連する資格を取れたらいいな、と思ってます。資格取るのが好きなんです。

ありがとうございました。

緊張しました!

[2008/11]

会社データ:

株式会社ギプロ
廃石膏ボードのリサイクル。現在の処理能力は一日あたり 210トン。

埼玉県八潮市新町32番地
048-933-2181
ホームページ:http://www.gypro.co.jp/

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