常識の範囲を超えて、リサイクルします。
廃棄物の中間処理施設は、文字通りリサイクルの真ん中にあります。
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リサイクル・ピアを巡る方々に日頃の声を伺いました。
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東京消防庁大森消防署予防課 消防司令 長谷川清美さん

業界探訪インタビューの第二回は、大森消防署予防課の長谷川清美さんの巻をお届けします。今年六月、リサイクル・ピアで火災予防訓練が行われた際に、訓練全体の進行や調整を担当されていたのが長谷川さんです。実は第一回と時間は前後しているのですが、インタビューは火災予防訓練当日、訓練の終了後に行わさせていただきました。消防署というとホースを持って駆けつけてくる男性というイメージが強いのですが、颯爽と訓練を指揮する長谷川さんは女性。制服姿が凛々しいスマートな方でした。

※訓練風景の写真はクリックするとページ内で拡大表示します。
※消防訓練の模様はこちらのトピックスで紹介しています。

お疲れさまでした。本日の消防訓練の狙いはどういう所にあったのでしょうか?

6月8日から15日までの間、全国的に「危険物安全週間」が行われていまして、毎年この時期には、油などの危険物を扱っている施設や、リサイクルピアのように指定可燃物を取扱っている会社などで、消防隊と自衛消防隊が連携した訓練を行っています。こういう施設は一旦火災が発生し、燃え広がってしまった場合、被害がたいへん大きくなってしまう可能性がありますので、被害が小さいうちに火を消し止めることができるよう訓練をしていただく必要があるわけです。

本日の訓練の手応えはいかがでしょうか?当社の対応には何点いただけますか?

思っていた以上の効果があったと思います。消防演習のお話をさせていただいたのが一ヶ月くらい前だったのですが、それ以降参加される方々が自主的に集まり、何度も話合いをしたり、実際に訓練をしていただいたと伺っています。訓練を通じ、職員の方々の防火防災に関する意識もさらに高まり、また繰り返し訓練を行うことにより、活動技術がかなり向上したのではないかと思います。今日の訓練は、声も良く出ていましたし、職員の皆さんの連携がとてもよかったと思います。私が見た限り、100点に近いのではないかと思いますよ。

ありがとうございます。ずいぶん大規模な演習でしたね。

出動してきた隊員も含めて、今日の訓練には50人以上の消防職員が参加しています。このような大規模な消防演習は今回のような危険物安全週間の演習のほか、春と秋の火災予防運動の機会をとらえて、新しく建てられた建物や、不特定の方が利用する建物などを中心に行っています。

長谷川さんの普段の仕事を教えて下さい。

管内の様々な事業所にお伺いして、今日のような自衛消防訓練を行っています。その他、消防法に基づいて選任されている防火管理者の方々への防火指導ですとか、各事業所で作成する消防計画の作成指導など、主に事業所の方々の安全に関する仕事をしています。

消防の仕事に進まれたきっかけは何だったんでしょうか?

両親が福祉や環境関係のボランティア活動をしていた影響もあり、学生時代から「何か人のためになる仕事がしたい」と思っていました。そんな時大学の就職指導課に貼ってあった「消防官募集」のポスターを見たのが直接のきっかけです。

仕事は面白いですか?

はい、とても面白いです。管内にはいろんな事業所がありますので、保育園児からおじいちゃん、おばあちゃん、企業のサラリーマンの方や飲食店の方など、幅広い年齢層の方や、様々な職業の方々と関わることができます。いろいろな方々と接する中で、消防署では気がつかなかったような新しい発見がたくさんあるんですよ。

消防署にはそういう仕事もあるのですね!

消防署というと火を消すイメージが強いのですが、私達のように「火災予防」に携わっている職員もいるんです。予防部門のスタッフは制服にフクロウのワッペンがついているんですよ。

逆に、仕事の大変な部分、つらい部分というのはどういう点でしょう?

防火に関するお話をしても、「自分には縁のないことだから」となかなかご理解いただけない方が少なくないことですね。防火意識というのは人によって、または事業所によってだいぶ温度差があるんです。でも、そのような方にこそ、「なぜ訓練が必要なのか」「なぜ防火管理が必要なのか」と相手の心に響くような指導をしていかなければならないと考えています。

サイトを御覧になっている方にメッセージをお願いします。

どんな大きな火災も、はじめはとても「小さな火」なんですね。初期の段階に消火器で消すことができれば、被害は小さくてすみます。過去の火災でも、119番通報が遅れたり、消火器の使い方がわからなかったりと、初期対応に失敗してしまったため大きな災害になってしまった例がたくさんあります。災害時の初期対応は本当に大切なことなんです。この初期対応を確実にできるようにするためには、地道な訓練を繰り返し行うことが必要です。

また、初期対応といった面では、是非応急救護の知識を身につけていただきたいと思います。東京では119番通報をしてから救急車が到着するまで、平均して6〜7分かかります。この空白の時間に応急救護処置を行ったことによって、尊い命が救われた事例が数多く報告されています。初期の対応が、人の生命を左右することもあるのです。

体の身体検診と一緒ですね!

そうですね。災害にしても、応急救護にしても、早い段階で対処することが大切なのです。皆さんには、災害などによる被害をより小さくするために、日頃から訓練を重ねていただきたいと思います。

ありがとうございました。

お疲れさまでした!

[2009/01]

データ:

東京消防庁・大森消防署
リサイクル・ピア東京エコタウン工場を管轄する消防署です。

東京都大田区大森東1-32-8
03-3766-0119
ホームページ:http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-oomori/

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